Hello cosmos,Goodbye chaos.

アニメーションが好きな摂食障害経験者(女性)による日々の雑感

今週のお題「マメ」

今週のお題「マメ」

 

本編

この時期にマメといえば、思い出すのはやはり節分だ。
母はやれる範囲で季節の行事に取り組んでいたため、節分の豆まきも毎年欠かさず行っていた。

 

私は、この豆まきがとても嫌だった。
福は内するのはいいが、私の部屋に豆を撒かんでくれ、と毎回心の中で叫んでいた。
福は内どころか、機嫌の悪さで、私が鬼のような形相になっていたと思う。

 

節分の豆まきに限らず、両親と同じ家で生活していた時は、あらゆる季節行事をうざったく感じていた。
初詣、お祝い的なもの(家族の誰かの誕生日、入学・卒業等)、クリスマス、桃の節句端午の節句、墓参り、柚子湯・菖蒲湯…
季節行事なのかどうかよく分からないものも含まれるが、とにかく、これらのことが嫌だったのだ。

 

ところが不思議なもので、単身の生活を送るようになると、これらの行事が恋しくなってくる。
全ての行事に取り組めているわけではないが、鏡餅を飾ったり、初詣や墓参りに行ったり、ケーキを買って自分の誕生日を祝ったり、無理なくできる範囲のことを行っている。

 

自分の態度が180度変わった理由について考えた結果は以下のとおり。

  • 行事自体が嫌なのではなく、家族で何かを行う時に、強制的に参加させられることが嫌だった。(自分が好きな時に好きにやらせてほしい。つまり、ただのわがまま。)
  • 単身になると色々とさびしくなるため、行事に参加することで、さびしさを紛らわせたり、私も社会の一員であるという正体不明な安心感を得ることができる。

 

家族で何かを行う時、どこかに行く時、いつも不機嫌そうなつまらなそうな顔をしていたと思う。
今もその癖のようなものが完全になくなったわけではないが、家族が揃う時にはなるべく笑顔でみんなに接したい。

 

おまけ

マメに取り組みたいことは、寝る前にパソコンの電源を落とすこと。
どうせ翌朝も使うからと、電源を落とさずに寝てしまうことがかなりある。
人間と同じで、パソコンにもきちんとした休息が必要だ。そうしないと、壊れてしまうだろうから。