Hello cosmos,Goodbye chaos.

アニメーションが好きな摂食障害経験者(女性)による日々の雑感

日記の効用

単身生活を続けていると、自分の思いを吐露する機会が激減して心身に良くない。
気の置けない友人と楽しく話をすることに憧れるが、憧れているだけで、その状況を改善する対策を打てずに数年が経過していた。

 

そのような中、昨年は自分の生活環境が大きく変わった年だったこともあり、自分の気持ちをありのままに述べる手段を得ようと一念発起した。その結果、新しく始めたことが日記(雑記)だ。
これまでも日記を書いたことはあるが、今回こそは息長く続けていくためにマイルールを決めた。

 

【マイルール】
1.目的に応じて、複数の手段を使い分ける。  

日々の所感を綴る場として、昨年から①手書きのノートと②SNSを始め、今年から③ブログを始めた。
日々の所感と一括りにいっても、誰にも言えない激情や誰かにも届けたい思い等、時と場合によって向いている方向は様々だ。そのため、その時々に沿った方向に思いを解き放つことができるよう、複数の手段を用意することにした。

①手書きのノート
⇒剥き出しの感情を記す場所。人には言いにくい汚い感情は、そっとこの場に置いていく。

SNS
⇒主に、今すぐに伝えたい気持ちや、誰かにも共感してほしい事柄を記す場所。SNSに投稿することで、誰かと他愛のない話をしている感覚に陥るから不思議。

③ブログ
⇒自分と丁寧に向き合って思いを記す場所。ブログはまとまった文章で書くため、自分との対話を通じて自身の思いを改めて確かめている。

 

2.手書きのノートによる日記は、何が何でも毎日書く。
SNSやブログは人の目に触れるため、体力や気力がない時は公開に堪える文章を練って投稿することは難しい。そのため、手書きのノートによる日記だけは毎日続けていくことにした。
誤字・脱字、おかしな言葉遣いでもOK。「眠い」「疲れた」の一言だけでもOK。
手書きのノートは誰に見せるものでもない。とにかく続けることが大事。

このようなルールの下で始めた日記生活が功を奏している。
自分の感情を形にするだけで、こんなにも清々しい感覚を得ることができるのか。また、自分はこんな風に考えていたのだなと新しい発見にも繋がっている。
SNSでのいいねの反応や、ブログ記事が紹介される等、他の方に私の感情が届くことの喜びにも接することができた。


人間は感情の生き物。このどうしようもない感情を日記という手段で上手く飼いならして、少しでも豊かな人生を送ることができますように。