Hello cosmos,Goodbye chaos.

アニメーションが好きな摂食障害経験者(女性)による日々の雑感

摂食障害について(その1)

はじめに

今年の夏で、摂食障害(拒食)の治療を終了してから丸10年が経つことになる。
まだこの障害の後遺症のようなものが続いているような気がするのだが、一応一つの区切りの年でもあると思われるので、摂食障害にまつわる諸々のことを不定期に書いていきたいと思う。
ただし、医学的な知識が全くない素人が書くただの思い出・所感なので、その点は予めご了承いただきたい。

 

略歴

摂食障害に関連する簡単な歴史は以下のとおり。

 

【学生時代】
いじめを受けたり、あからさまな仲間外れを受けたりしたことはないが、今振り返るとさびしい学生生活だった。このような学生生活を送り、少しずつ心が傷ついていくことで、摂食障害を発症しやすい素地ができあがったのではないかと考えている。
あとは、祖母と同居していたことも影響しているかもしれない。(祖母との同居は、就学前から30代目前まで続いた。)

 

【~2009年頃】
社会人になって年月を経るごとに、周囲の人間と自分を知らず知らずのうちに比較して、段々と自信を失っていった時期。

 

【2010年】
おそらく食べることを制限し出した時期。
久しぶりに会った弟に、「最近ダイエットを始めたんだ」と少し誇らしげに話をした記憶が残っている。

 

【2011年】
震災対応のために数週間出張していた時には、頭の中が食べる・食べないのことでいっぱいだった。
出張から帰ってきて出社できないようになり、長期の休みに入ることになった時期。
摂食障害関連で初めて医療機関を受診し、入院もした。

 

【2012年】
入院治療を経て仕事に復帰し、毎日会社に通いつつ、食の制限に精を出していた時期。
入院治療で体重を戻したにも関わらず、一年かけて体重を減らしていった。

 

【2013年】
最低体重(26kg)を記録した時期。
再度入院することになった。
この年で、摂食障害に直接関連する治療は終了。

 

【2014年】
摂食障害関連で特に記憶に残る出来事はなし。

 

【2015~2018年】
心の沈み込みが激しく、心療内科に行ったり、カウンセリングに行ったり、脳に電磁波らしきものを当てたり、色々行った時期。
摂食障害になるような心の持ち主だからこういうことになるのだろうか、等と考えていた。

 

【2019年~】
医療機関やそれに準じた所には行かなくなったが、苦しさが常に付きまとってどうにも動けない状態が続いている。

 

本日の最後に

その1はこれにて終了。
次回からは、もう少し踏み込んだ話を書いていく予定。